西洋美術に欠かせないギリシア神話。
それはボッティチェリから始まりました。
こっそり描かれ、こっそり飾られていたため、200年ほど歴史から忘れられていた、ヴィーナスの誕生。
ヴィーナスの誕生 1485-1486
サンドロ・ボッティチェリ
(ウフィッツィ美術館)
その後、ルネサンスは最盛期を迎え、神話の絵画はどんどんと世の中に受け入れられました。
ボッティチェリがヴィーナスの誕生を描いてから約100年後、同じイタリアの地で、過激に神話を描いた女性、アルテミジア・ジェンティレスキを紹介します。絵画史上、最も過激な神話画をお楽しみください。
フィレンツェの美術アカデミー初の女性。類稀なる才能が開花していく中で、辛く苦い経験をします。
良くも悪くもその経験が、アルテミジアの知名度を引き上げます。
自画像 1615年
アルテミジア・ジェンティレスキ
(個人蔵)
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