文化を豊かにする、
鑑賞者の存在
芸術は、創作者の情熱と表現力から生まれるものですが、それが文化として定着し広がるのは、鑑賞者の存在があってこそです。作品に触れ、感動し、共感し、時には議論することで、作品は存在価値が高まり、次世代へと繋がっていきます。
しかし、感じることが得意な日本人にとって、読み解くことを前提に描かれた西洋絵画はどうしても難しく感じてしまいます。そこで、日本人の感性を保ったまま、絵画を楽しめるアートバイタルプログラムを開発しました。視覚を通して脳や心に深い満足感をもたらす絵画鑑賞方法です。是非体験してみてください。
城居 紗恵子 (しろい さえこ)
美術作家・美術研究家。アートを通して生活文化や心を豊かにする「SOWZOH 」代表。京都市立芸術大学卒。在学中2000年より活動開始。2003年以降、国内のほかニューヨーク、台北、ウィーン、ベローナなどで個展を多数開催。国内の美術賞を多数受賞。また、作品制作と並行してコカコーラ爽健美茶、NIKEアジアキャンペーン、スターバックス、三菱地所・丸の内ブリックスクエアなどの広告を手掛ける。「アルジャーノンに花束を」をはじめとするダニエル・キイス文庫(旧版・早川書房)全巻のカバー絵や、「池澤夏樹個人編集 日本文学全集 14南方熊楠/柳田國男/折口信夫/宮本常一」(河出書房新社)の帯装画なども担当。京都市立芸術大学で非常勤講師を5年務める。学芸員資格を保持。2021年より絵画鑑賞の解説に携わる。日本人の気質にあわせた美術鑑賞方法「アートバイタルプログラム®」を開発。講座。各種アートイベントを開催。