オランダ黄金時代、光を描いた二人の画家を紹介します。一人目はバロックの巨匠・レンブラント。ドラマチックな肖像画を描き、時代の寵児となります。栄華を極めた生活を送りますが、あることから人生が転落。どこまでも落ちていくレンブラント。絶望的な状況に置かれても、絵筆を握り作品を描き続けました。

絶頂期のレンブラント。この時34歳。転落開始まであと2年。
自尊心を込めたポーズで自画像かいてます。
34歳の自画像 1640年
レンブラント・ファン・レイン
(ワシントン・ナショナル・ギャラリー)
二人目は日本でも大人気・フェルメール。謎が多いとされていますが、生前はかなり活躍していたとのこと。高価な絵の具をふんだんに使用して描かれた彼の作品は今でもキラキラと輝く、宝石のような絵画です。なぜ、こんなにも輝いて見えるのかを解説します!

宗教的にも、寓意画的にも、高尚にも、低俗にも、いく通りにも解釈できるフェルメールの作品。鑑賞者の心を映し出す鏡のようです!
牛乳を注ぐ女 1657-1658年
ヨハネス・フェルメール
(アムステルダム国立美術館)
コメント