油絵と聞けば、花瓶に活けた花のイメージが思いつく人は多いはず。
実はこの花瓶+花の組み合わせはルネサンスに影響を受けたフランドル地方の画家達が始まりとされています。

フランドル派の描く花の絵画。緻密で写実的であることが良しとされ、当時の画家達は細部に心血を注ぎました。
大理石のコンソールに飾られた花とパイナップル
1840年
ヤン・フランツ・ファン・デル
(フォンテーヌブロー美術館)
また、薬草を見分けるために古代に描かれた植物画はのちにボタニカル・アートとして発展します。実は日本の尾張にはたくさんのボタニカル・アーティストがいました!なぜ、尾張なのか?そしてそれらがどのように後世に受け継がれていったのかなどを紐解きます。
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